2006年03月23日(木)

大切な人を自殺で亡くすということ [自死遺族]

画像(320x198)・拡大画像(640x396)

日本では年間3万4千人以上の方が自殺で亡くなっています。

これは1日に90人以上、1時間あたり4人、15分に1人が亡くなっている計算になります。

すごい数だと思いませんか?!

自殺で亡くなってしまうことはもちろん問題ですが、本当の問題がその後に残されているのです。それは「遺された人たち」の<こころの問題>です。


遺された人たちというのは、大切な人を突然失った悲しみの他に、大きくて深い重荷を負ってしまいます。

自殺について人に言えなくて抱えてしまったり、恥の意識を感じたり、あの時あぁすれば死ななかったのではないか、自分のせいではないか・・・など大切な人の死に対し大きな無念罪の意識を背負っている事が多いものです。

一人の自殺が起こると、まわりの5〜6人に<ケア>が必要な人たちが居ると言われています。


そういう私もこの5〜6人の中の一人で、17歳の時に母親を首吊り自殺で亡くしています。
私のその後の人生において母の自殺からの心の影響は計り知れません。

上記の計算から考えると1時間に4人の方が自殺され、ケアが必要とされる5〜6人を単純に計算すると1時間20人〜24人の「私」が発生してると言えるのです!!
1日でみると約480〜576人もこころに重荷を負ってしまう人が出てくる計算ですよ!!一大事です!!



何が一大事か・・・

<遺された人の様々なこころの問題>


※うつ病
※パニック障害
※抑うつ気分
※精神運動制止
※不安焦燥感
※自律神経症状
※妄想
※PTSD
※フラッシュバック
※回避と鈍麻
※過覚醒
  など


「自殺、そして遺された人々」高橋祥友著 新興医学出版社 参照


私の場合は、母親の死体が運ばれて来た時に、まるでスイッチの音がした様に自分の中の感情が無くなりました。カチッ・・フリーズ・・・・という感じです。
泣いたら弱いと変な思いを持っていましたので、ひたすら強く生きてきました。
が・・・・・・恋愛をすれば本当に好きな人には行けない、好きではない人を選ぶ・・何故なら無意識ですが好きな人を失うことから逃れるためです。

ホテルのユニットバスにカーテンが引いてあると、その裏側を見るのが怖い・・身近な人が居なくて連絡が取れないとパニックが起きる・・・・共同もの置きに用事があっても不審な車が近くにあったら心臓がドキドキして動けなくなる・・大切な人の死を想像しただけで死にたくなる・・・うつ状態になりやすく訳もなく抑うつになってしまう・・心が重い・・・死にたい・・・・などなど 本当に深刻な問題でした。  

回復のきっかけなどはまたいつかアップします。

自殺、そして遺された人々

自殺、そして遺された人々

遺された人たちの呈する様々なこころの問題の事が詳しく書かれています。

Posted by abe at 20時08分   Comment ( 1 )

コメント

代表の阿部です。

コメントありがとうございます。
ご自身も私同様、ご家族を「自死」によって亡くされたのですね。
そこには多くの苦しみと孤独感と、何とか出来なかったのかと自分を責めるお気持ちがあったのではないでしょうか。
人に会いたくない気持ちになるのは自然な反応です。
しかしこうして隠すことなく「身内の自死」を語れるようになる事は大きな意味を持ったと思います。
勇気を持って自助グループに参加されると決められたようで、私も嬉しく感じます。
実は自殺は都会よりも郡部の方が割合は多く、ケアする場も人材も無いので、深刻な問題になっているのです。
道東も例外ではありません。自死で遺された人がうつ病になり、また更なる自殺というサイクルも珍しくありません。
ですので自助グループに参加される勇気と決意は、後に続く自分の家族の為にも、大きな意味では「連鎖」の鎖を断つ作業にも通じます。

その勇気と決意に尊敬の念を持ちます。

2006年04月11日 12時48分 [削除]

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